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国慶節2026が止めるのは4営業日——日本と中国が同時に働ける日も4日しかない

国務院は今年、2つの休みを切り離した。止まる期間は案内で言われているより短い——それが良い知らせであり、同時に罠でもある。その4営業日が落ちるのは、8月の台風でまだ10日ほど遅れている港湾であり、港湾自身が示した滞貨の解消期限は連休初日と同じ日である。船社が抜いているのは連休の週ではなく、連休明けの週のほうだ。そして日本側では9月19日から23日まで、11年ぶりの5連休で税関の通関窓口が閉じている。上海から神戸までの航海はわずか45時間なのに、締切を1本外した代償は18日になる。

3本のブッキングでは3本のコンテナに収まらなかった生活雑貨870ケースが、2本に収まった——91.86%と75.40%、積み残しゼロ

国の国慶節連休で何日止まるのかをフォワーダーに聞くと、8日、10日、ときに2週間という答えが返ってくる。国務院の通知を読むと、答えは4日である。

短い答え:2026年の中秋節は9月25日(金)〜27日(日)、国慶節連休は10月1日(木)〜7日(水)。2つは別々の休みであって、ひと続きの大型連休ではない。9月20日(日)と10月10日(土)は中国の振替出勤日である。9月14日から10月12日までの4週間で、通常の暦なら21営業日あるところが17営業日——正味で4営業日しか止まらない。ただし日本側は9月19日(土)から23日(水)までシルバーウィークで、9月19日から10月7日までの19日間に日中の営業日が重なるのは4日しかない。

案内で言われているより、ずっと小さい休みである。そしてこの記事が存在する理由もそこにある。今年のリスクは連休の長さにはない。リスクは、その連休が着地する滞貨の列、船社が連休のあとの週から抜いた便、どこにも公表されていないカット一覧、そして日本の荷主にとってはもう1つ——出港日ではなく輸入許可日が計上を決めるという、税関側の暦である。

CargoDuoの実出力。品目ごとにブッキングを分けると3本必要になる同じ注文——組立ラック、収納ボックス、テーブル天板の生活雑貨870ケース——を、1つの積付として計画した結果である。40ft背高2本、容積91.86%と75.40%、870ケース全数を積載。3本目のコンテナを与えたうえで計算し直しても、アルゴリズムはそれを使わなかった。

日程を1枚の表に:2つの暦を並べる

日付曜日中国日本
9月19日週末シルバーウィーク初日
9月20日振替出勤日(調休)=稼働連休2日目
9月21日稼働敬老の日
9月22日稼働国民の休日(祝日法第3条第3項)
9月23日稼働秋分の日
9月24日稼働稼働 ← 両方が動く最初の日
9月25日中秋節(法定休日)稼働
9月26〜27日土・日週末週末
9月28〜30日月〜水2つの連休のあいだの3営業日稼働/9月30日は中間期末
10月1〜3日木〜土国慶節(法定休日・割増300%)稼働(10月1・2日)
10月4〜7日日〜水振替休日(調休・割増200%)稼働(10月5〜7日)
10月8〜9日木・金再開稼働
10月10日振替出勤日(調休)3連休初日
10月11日休み——1日だけの週末3連休2日目
10月12日稼働スポーツの日——通関等窓口は閉庁
中国側は国務院弁公庁「2026年の一部祝祭日の休日日程に関する通知」(関于2026年部分節假日安排的通知、国弁発明電〔2025〕7号、2025年11月4日)による。日本語での確認は日本貿易振興機構(JETRO)の中国祝祭日ページ(2025年11月17日更新)から取り、2026年の中秋節が9月25日であることは香港天文台のグレゴリオ暦・旧暦対照表で独立に突き合わせた。法定日数の根拠は「全国の年節及び記念日の休日に関する規定」(全国年節及紀念日放假弁法)第4次改正(2025年1月1日施行)。日本側は内閣府の国民の祝日データ、税関の開庁時間は関税法(昭和29年法律第61号)第19条に基づく各税関長の公示による。
4営業日
中国で止まる正味の日数(9月14日〜10月12日)
4
日中の営業日が重なる日(9月19日〜10月7日)
3営業日
2つの連休のあいだの窓(9月28〜30日)
45時間
上海→神戸の航海——外した代償は18日

受け取ったその暦は、去年のものである

2025年の中秋節は10月6日だった——国慶節連休の内側である。2つは合体して10月1〜8日の8連休になり、振替出勤日は9月28日(日)と10月11日(土)に置かれた。いま出回っている計画表のほとんどは、この形をまだ描いている。

2026年は旧暦8月15日が9月25日に落ちる。国慶節の6日前である。国務院は2つを切り離し、中国国内の解説もそこから書き出している——今年は中秋節と国慶節を分けて休む(中秋和国慶分開放)、と。2026年に8連休は存在しない。 連続して止まる最長の期間は7日である。

止まるのは実質4営業日。ただし窓は4日しかない

2026年の中秋節は、この休みが取りうる最も安上がりな形である。金曜に落ちるため、案内される「3連休」の中身は法定休日1日+もともと来るはずだった週末であり、しかも国務院は振替日を一切付けなかった——通知の文言が「放假(休みのみ)」であって、「放假調休(休み+振替出勤)」ではない。中秋節が中国の産業から奪う営業日は、ちょうど1日である。

中国の営業日(9/14〜10/12)と、日中が重なる日(9/19〜10/7)
2026年9月14日 〜 10月12日 / 中国
  通常の暦                21営業日
  − 国慶節の平日           −5   (10/1・2・5・6・7)
  − 中秋節(金)           −1   (9/25)
  + 振替出勤の日曜         +1   (9/20)
  + 振替出勤の土曜         +1   (10/10)
                        -----
  実際                    17営業日   =  正味 −4

2026年9月19日 〜 10月7日 / 19日間・日中の重なり
  日本が働く日            10日   9/24・25・28・29・30、10/1・2・5・6・7
  中国が働く日             8日   9/20・21・22・23・24、9/28・29・30
                        -----
  両方が働く日             4日   9月24日・28日・29日・30日

誰も書かない2つ目の事実は、7日間のうち法定休日は3日だけだということである——10月1日、2日、3日。残りの4日は調休、つまり働いた日曜と土曜と交換して作られた休日にすぎない。これは形式論ではない。中国の「労働法」第44条とそれを実施する各市の賃金規則のもとで、法定休日の時間外は賃金の300%で、代休で振り替えることができない。調休の休日の時間外は200%で、振り替えられる。

9月28日、29日、30日

2つの休みを隔てているのはちょうど3日である——2026年9月28日(月)、29日(火)、30日(水)。これが回復の窓のすべてである。9月21〜24日の週にCYカットを外したコンテナには、港側の人員が1週間ぶん薄くなる前に立て直すための3営業日しか残っていない。

問題が書類の上のものなら、3日は足りる。S/Iを出し直すのも、申告を訂正するのも、VGMを催促するのも3日で足りる。足りないのは、欠品した1品目を作り直すことであり、積付を組み替えて、ピッキングとパレタイズをやり直して、なおゲートに間に合わせることである。工場にもう一度何かをさせる必要があるものは、この窓に入らない。 そして日本側にとっての事情はさらに厳しい。この3日は、日本のシルバーウィークが明けてから中国が閉まるまでの4営業日のうち、後ろの3日そのものである。前の1日、9月24日(木)に何を決めるかで、残りが決まる。

誰も公表していないカット一覧

今月読むことになる国慶節の記事には、たいてい同じ一覧が載っている。S/Iは出港の2〜3日前、VGMはその1〜2日後、CYカットは本船の1〜2日前。あまりに一貫して引用されるので、規則のように読めてしまう。

それを公表している船社は1社もない。 MaerskはCYカット、S/I、VGMの各締切について「ブッキング時にブッキング確認書で提示される」とし、VGMのカットは「変動しうるため、Maerskの各国現地組織から別途通知される」と書いている。Hapag-Lloydはもっと端的に「VGMカットは現地で決定される」。この一覧は、自分のブッキングにはたしかに存在するという意味では実在する——ただし公表された標準ではなく、隣のバースでも同じではない。

そもそもVGMを作ったSOLAS条約自体が、時間の数字を一切置いていない。第VI章第2規則は、決議MSC.380(94)による改正後も、確定した総重量を「本船積付計画の作成に用いることができるよう、十分に前もって」提供することしか求めていない。これまで守ってきたVGMの締切時刻は、すべて商業上の決定である——そしてそれこそが、連休前の2週間に最も動きやすいカットである理由でもある。

締切根拠実際のルール
中国側の輸出申告海関総署令第277号 第7条貨物が税関の監督区域に到着した後、船積みの24時間前まで
中国側の事前申告海関総署令第277号 第9条監督区域到着の7日前から申告可(2025年5月1日に3日→7日へ拡大)
VGMSOLAS条約 第VI章第2規則、MSC.380(94)数字なし。「十分に前もって」——時刻は船社が決める
S/I・CYカットブッキング確認書公表された標準なし。 ブッキングごと・ターミナルごと
日本側の輸入申告関税法 第67条・第67条の2原則として保税地域への搬入後。特例輸入者(AEO)のみ搬入前申告・搬入前許可が可能
予備申告関税法基本通達(予備審査制)B/L発行日(為替相場公示日と比べて遅いほう)以降に提出可。審査区分の事前通知が受けられる
税関の開庁時間関税法 第19条/各税関長の公示平日08:30〜17:15のみ。土日・国民の祝日・12月29日〜1月3日は閉庁
開庁時間外の申告関税法 第19条あらかじめ」開庁時間内に届け出ること——連休中に動かすなら、届出は連休前に出す
チェーンの中で硬い数字は、中国側と日本側にそれぞれ1つずつしかない——中国の24時間と、日本の08:30〜17:15である。その間にあるS/IとCYカットには公表された標準が存在しない。そして日本側で本当に効くのは時刻ではなく暦であって、税関長公示の凡例が「休日」をこう定義している:「国民の祝日に関する法律(昭和23年法律第178号)に規定する休日及び12月29日から翌年の1月3日までの日」。シルバーウィークの5日間も、年末年始の6日間も、法的に窓口が閉まる日である。

もう1つ引退させたい俗説がある。中国税関は連休で閉まらない。予約通関(預約通関)による最小限の体制に移り、特殊税関監管区域(保税区など)は7×24で回し、「船期臨近」——本船が迫っている貨物——のためのグリーンチャネルを開けたまま、窓口での対面申告ホールだけを閉める。福州税関が実務上の数字を公表している:連休中の通関予約は原則として2営業日前までに申し出ること、そして「信用を失った企業の予約は原則として受け付けない」(失信企業一般不接受預約)。制約は閉鎖ではなく、予約のリードタイムのほうである。日本側にも同じ構造の規定がある。開庁時間外に動かしたいなら、関税法第19条が求めるのは「あらかじめ」の届出であり、連休が始まってから出しても間に合わない。

連休の前に並んでいる滞貨

4営業日の休みが2週間のように振る舞う理由がここにある。国慶節2026は、まだ解消していない滞貨の上に着地する。

8月の台風——バビ、ドルフィン、ナーラ、ペイロウ、チャンホンが上陸した平年を上回るシーズンだった——のあと、8月中旬には上海と寧波舟山にあわせておよそ40万TEUが滞留し、上海の外側錨地には約200隻が並んだ。両港の説明は、この滞貨を9月末までに解消する(予計将在9月底前完成消化)というものだった。港湾自身が置いた回復期限と、連休の初日は同じ日である。

混雑8月中旬9月1日方向
着岸待ち(上海・寧波舟山)約12日約10日ゆっくり緩和
滞留TEU(両港合計)約40万TEU再公表なし9月末までに解消と説明
ヤード搬入料(落箱料・1本あたり)6,000元まで急騰400〜700元正常化
世界の港湾混雑に占める北東アジア54%集中

9月1日時点の世界の数字は、392万TEUが動けずにいる——コンテナ船隊のおよそ11%——というもので、北東アジアが世界の港湾混雑の54%を占め、着岸を待つ本船の上にはおよそ250万TEUが載ったままだった。これらは公表された指数ではなく、アナリストのデータを業界紙が集計したものなので、精度は幅を持って読むべきである。方向そのものは上海市の公表資料や船社のアドバイザリーとも整合する。Maerskの9月4日付アドバイザリーは台風シーズンの影響を認めたうえで、域内で最も取扱量の多い14港すべてで定時性が低下していると付け加えている。日本の荷主にとって重要なのは、その列の中に神戸行き・大阪行きの箱も並んでいるという一点である。45時間の航海は、着岸待ちの10日を短くしてくれない。

港は9月末までに解消すると言った。連休は10月1日に始まる。そして日本の税関は、その直前の5日間を閉じている。

2026年の形を1文にすると

船社が抜いているのは、連休の週ではなく連休明けの週である

直感的な絵は、何も動かないから船社が連休の週を抜く、というものである。公表されている減便(ブランクセーリング)の計画はそうなっていない。そして、その形のほうが役に立つ。

サービス航海番号積港本船スケジュール上の出港連休との位置関係
AE15640W / 645E青島9月28日
AE12641W / 648E寧波10月8日
AE1641W / 648E上海10月10日
TP8640E釜山10月9日
TP12641E寧波10月9日
Maerskの2026年国慶節向け減便計画。2026年8月23日および31日付の顧客向けアドバイザリーを業界紙が報じたもので、アドバイザリー本体は直接開けなかった——予定を立てる前に自社の船社のアドバイザリーで確認すること。5本のうち4本が連休明けの週である。Maerskが挙げている理由は需要の減少と人員の手当てのつきにくさ。なお、これらはアジア→欧州と太平洋航路のサービスであって、日中航路のものではない。2026年10月の日中航路について、具体的な減便計画は本稿では確認できなかった。 日中航路の便数は自社のブッキングと船社のスケジュールで直接確かめてほしい。

船社は連休の週を抜いているのではない。連休明けの週を抜いている。その船を埋めるはずだった貨物が、そもそも生産されなかったからである。ここから実務上の助言が反転する。警戒すべきなのは連休前の最終便ではなく、連休明けの最初の便——つまり、外したときに自然にロールされていく先のほうである。

Drewryの2026年9月3日の評価では、総合指数が40フィートコンテナ1本あたり4,465ドルで、8月20日の4,526ドルから前週比横ばい。航路別では上海→ロッテルダムが4,092ドル(−5%)、上海→ジェノバが4,368ドル(−10%)、上海→ロサンゼルスが7,185ドル(+5%)、上海→ニューヨークが9,587ドル(+3%)。翌週の減便は太平洋航路で3倍——2便に対して6便が公表——になる一方、アジア→欧州は4便から1便へ減っている。9月4日時点のDrewryの欠航便トラッカーでは、混乱の68%が太平洋東航である。日本の荷主が北米向けを持っているなら、この見出しは自分の話である。アジア→欧州しか持っていないなら、他人の航路の話が大半だということになる。

45時間の航路と、締切を1本外したときの18日

意味を持つ数字は出港日ではなく、納品日である。そして日本の荷主にとって、その計算は欧州や北米の荷主とはまるで違う形をしている。上海から神戸までの航海は45時間——1日と21時間である。日中国際フェリーの公表スケジュールでは「新鑑真」が上海発の火曜12:00に出て木曜09:00に着き、姉妹船の「鑑真号」が土曜に出て月曜に着く。旅客側の実測でも、上海発9月26日12:30→神戸着9月28日09:00で一致する。同社のスケジュール表はカット時刻も公表していて、日本側の輸出カットは貨物16:00・書類11:30、いずれも出港前日である——書類カットのほうが貨物カットより4時間半早い。 上海側のカット時刻は同じ表に載っていないので、そこは自分のブッキング確認書から読むことになる。

ケース上海発航海着岸その後
上期に載せる9月26日(土)45時間神戸 9月28日(月)09:00予備申告済み・簡易審査扱いなら9月28〜29日に輸入許可=上期計上
連休前の最終便9月29日(火)12:0045時間神戸 10月1日(木)09:00納品10月2日(金)〜5日(月)。ただし許可日は10月=下期計上
外した場合・最速10月10日(土)45時間神戸 10月12日(月)09:00着岸日はスポーツの日で窓口閉庁。通関は10月13日(火)から、納品13〜14日
外した場合・現実解10月17日(土)45時間大阪 10月19日(月)再開直後の滞貨を織り込むと、納品は10月20日(火)前後
出典は日中国際フェリーの公表スケジュール(「新鑑真」「鑑真号」の2026年9〜10月の実便)。航海はどのケースも45時間である。それでも納品は10月2日と10月20日で18日開く——海に浮かんでいる時間のおよそ10倍が、締切を1本外した代償になる。上海→ロッテルダムなら週1便を落とす代償は7日、30日超の航海に対して0.2倍にすぎない。航路が短いほど、締切を外したときの傷は相対的に深い。 なお、コンテナ定期船(フェリー以外)の上海・寧波→日本各港の公表所要日数は、船社のスケジュール検索がいずれもJS駆動で読み取れず本稿では確認できなかった。名古屋港管理組合の定期航路一覧(令和8年8月版)は上海直航が週8便あり着岸曜日が月〜日の全曜日をカバーすることまでは示すが、所要日数そのものは載せていない。自社の便数は本船スケジュールで確認してほしい。

これを商戦の暦に当てる。日本市場がこの局面で実際に船積みしているのは、年末商戦と初売り・福袋に向けた生活雑貨である。硬い期日は3つ、順に効く。(1) 9月30日(水)——中間期末。(2) 11月下旬——年末商戦のDC搬入期限で、11月21〜23日が3連休なのでその手前に置く必要がある。(3) 12月中旬——初売り・福袋のDC搬入期限。福袋は1月1〜2日に売り切る商材で、店別引当と袋詰めの工数が要るため実質は12月上旬である。3番目が日本で唯一動かせない期日であり、しかも福袋商材はかさ密度100〜150kg/m³の典型的な容積勝ち貨物——つまり「もう1本足す」が最も高くつく荷姿である。国慶節を外して10月20日着になった荷物は、まだ12月中旬に間に合う。しかしそこで滞貨と船腹逼迫にもう一度捕まれば、次の壁は2027年2月6日の春節であり、そのときはもう年内販売の話ではない。

この四半期、コンテナ1本の重み

普通の週なら、半分空のコンテナが1本余分にあるのは経理上の問題である。2本で済むところを3本予約した、その3本目が運賃1本ぶんの費用になる。ここで日本の荷主には注意が要る——Drewryの指数に上海→神戸という航路は存在しない。 参照できるのは総合指数で、2026年9月3日時点で40フィートコンテナ1本あたり4,465ドル。実際に日本の荷主が押さえる短距離のアジア域内航路はこれよりはるかに安く、Drewryのアジア域内指数(IACI)は2026年9月3日時点で1,312ドル/FEUだった。どちらも上海→神戸そのものの建値ではない。指数を読むときは、その2点を先に外しておく必要がある。

そして、ここが日本発の記事が他の市場と違うところである。この航路では、コンテナを1本減らして浮く運賃は小さい。 45時間の航海に、上海→ロッテルダムのような運賃は乗らない。にもかかわらず、連休の前後2週間では、その3本目は費目ではなく日程の問題に変わる。同じ3営業日の窓を通さなければならないブッキングがもう1本、同じ着岸待ちの列に並ぶ箱がもう1本、そして積み残しの候補がもう1本——ロールされる先は、前節の表が示すとおり船社がすでに抜いている便である。運賃差が小さいということは、日本の荷主にとって、3本目を減らす理由は最初から金額ではなかったということでもある。

同じ注文を、多くの注文が実際に予約されているとおりに——1品目1コンテナで——積んだ場合。組立ラック110ケースは40ft背高の容積43.27%、最大積載量の16.15%しか埋めない。ドア側に残った3分の1は積付の失敗ではない。何が横に入るのかを誰も計算しないうちに、品目で分けることが決まっていた結果である。

品目別に注文を分けることが記事1本ぶんの価値を持つのは、それが不注意でやる間違いではないからである。倉庫にとって楽で、パッキングリストが作りやすく、通関の申告も分けやすい。実際、多くの発注はそうやって出ている。代償は3本に1本のコンテナで、1年のうち11か月はそれを承知で払う値段である。9月の最終週だけは違う。

870ケース、2つの積付プラン

同じ注文をCargoDuoで2回計算した。上海発の生活雑貨の秋口の出荷である——3品目、870ケース、合計127.56m³、18,540kg。年末商戦と初売り・福袋に向けた、かさ密度およそ145kg/m³の完全な容積勝ち貨物で、最大積載量には遠く届かないまま容積が尽きる。

品目外装寸法重量ケース数容積
組立ラック(スチール棚・フラットパック)200×60×25cm42kg11033.00m³
収納ボックス(プラスチック・6個入)60×40×40cm12kg46044.16m³
折りたたみテーブル天板120×70×20cm28kg30050.40m³
合計18,540kg870127.56m³
40ft背高の内寸は1,203.2×235.2×269.5cm——76.3m³——で、最大積載量は28,600kg。この注文は重量の上限にはまるで届いていない。純粋な容積の問題であり、生活雑貨では普通のことである。かさ密度の出し方はCBM計算のガイドに、コンテナ内寸の出どころは海上コンテナのサイズにまとめてある。

プランA:1品目1コンテナ

コンテナケース数容積充填率重量充填率
40ftHC #1 — 組立ラック11043.27%16.15%
40ftHC #2 — 収納ボックス46057.90%19.30%
40ftHC #3 — テーブル天板30066.08%29.37%
ブッキング3本870平均55.75%平均21.61%

この3本はどれも真っ当に積まれている。積み方が悪いわけでも、重量を超えているわけでもなく、1本ずつ見ればどれも妥当なコンテナの使い方に見える。無駄は個々のコンテナの中にはない——3本にすると決めたところにある。

プランB:同じ870ケースを、1つの積付として計画する

プランBの1本目を真上から見たところ。組立ラックが使えない幅55cmを収納ボックスが埋め、テーブル天板が段の上を塞ぐ。特別なことは何もしていない——3つの品目が互いを見られる状態にした、それだけである。

まとめて計画すると、同じ870ケースは40ft背高2本に、91.86%75.40%で収まり、余りは出ない。1本目が463ケースと10.94t、2本目が407ケース。左右の重量バランスは7.85%で、許容の内側に十分収まっている。

2本目は75.40%で終わる。この余りは無駄ではない——3本目のブッキングを開かずに後から1品目を足せる、唯一の場所である。9月の最終週には、そこで浮く運賃よりも価値がある。
品目別に分ける1つの積付として計画
予約するコンテナ3本2本−1本
平均容積充填率55.75%83.63%+27.88ポイント
積むケース数870870同じ
運賃(Drewry総合4,465ドル換算)13,395ドル8,930ドル−4,465ドル
運賃(アジア域内1,312ドル換算)3,936ドル2,624ドル−1,312ドル
ゲートを通すブッキング32−1

運賃の2行は、指数の性格をそのまま引きずっている。Drewryの総合指数もアジア域内指数(IACI)も2026年9月3日時点の評価で、どちらも上海→神戸の建値ではない——上の金額は換算であって見積もりではない。そして要点は最後の行である。9月28〜30日の週において、2本と3本の差は4,465ドルでも1,312ドルでもない。3営業日の窓の中で正しく運ばなければならない事柄が1つ減るということであり、すでに抜かれている便へロールされる箱が1つ減るということである。この航路では運賃差が小さいぶん、最後の行しか残らない。

9月30日までにやること

1本目の積付順序の途中経過。奥から手前へ、下から上へ、左から右へ。現場に与えられた時間が3週間ではなく3営業日のとき、プランと同じくらい積む順番に価値がある。
勝負を決める2週間
  • 2025年の日付が入った計画表を捨てる——連休の形も、振替出勤日の位置も変わっている。
  • 9月20日(日)が中国の稼働日であることを、工場側とトラック手配の両方に確認する。日本側はその日、シルバーウィークの2日目である。
  • 日中の営業日が重なるのは9月24日・28日・29日・30日の4日だけ。両側の判断は、この4日に載せる。
  • CYカット・書類カット・VGMの実際の締切は、ブッキング確認書から拾う。一般論のカット一覧で計画しない。
  • 中国側のサプライヤーに、監督区域到着の7日前から出せる事前申告を使ってもらう。貨物の到着を待たせない。
  • 日本側は予備申告を出し、審査区分を連休前に知る。検査扱いだと分かるのが連休明けでは、もう打つ手がない。
  • 開庁時間外に動かす予定があるなら、その届出を連休前の平日17:15までに済ませておく。関税法第19条は「あらかじめ」と書いている。
  • 中間期末(9月30日)に載せたい荷物は、着岸日ではなく輸入許可日で数える。上海発9月26日・神戸着9月28日が最後の現実解である。
  • 予約する前に、注文全体を1つの積付として計画する。1品目1ブッキングではなく、ゲートを通す箱の本数を先に決める。
  • 連休明けの最初の船が減便対象でないかを、ロールを受け入れる前に確認する。そして積付順序を現場に渡す——3営業日は、コンテナを積み直せる時間ではない。

再開、そして10月12日が意味すること

多くの案内は10月8日を「業務再開」と書いて、そのあとに普通の週末が来ることを前提にしている。普通の週末は来ない。木曜8日、金曜9日、そして土曜10月10日はすべて中国の稼働日で、連休明け最初の休みは日曜11日の1日だけである。日本側はその同じ10月10〜12日が3連休で、税関の通関等窓口は10月12日まで開かない。中国が3日連続で走り出すその週末に、日本は止まっている。

滞貨に手をつけるのがこの3日であり、同時に減便が効いてくるのもこの窓である——Maerskの5本のうち4本が、この週かその次の週に出港する。工場の立ち上がりも暦ほど速くない。国務院の通知自体が、各職場(単位)に年次有給休暇と組み合わせて「実際にはより長い休暇を形づくる」(実際形成較長假期)ことを勧めているからである。政府自身が、実際の欠勤は印刷された連休より長くなると見込んでいる。

滑走路の先にあるのは春節である。2027年の旧正月は2月6日(土)で、暦日そのものは香港天文台の対照表で確定している。ただし国務院弁公庁の2027年の休日日程(放假安排)は、本稿執筆時点(2026年9月6日)で未公表である——JETROの中国祝祭日ページも2026年分までしか載せていない。2026年分の公表が2025年11月17日だったことから、2027年分もおおむね2026年11月に出る見込みだが、推測で計画しないこと。年内の日本側の停止点は、11月21〜23日の3連休と、12月29日〜1月3日の税関閉庁である。第4四半期の生産と春節前の駆け込みが、今年は5か月ではなく4か月の間隔で並ぶことも頭に入れておきたい。

まとめ

国慶節2026の正直な要約は、休みは聞かされているより小さく、リスクは大きい、である。4営業日は軽い中断にすぎない。だがその4営業日が、まだ10日ほど遅れていて自身の解消期限が連休初日と同じ日である港湾に落ち、船社は連休の週ではなく連休明けの週を抜いていて、市場の値段の目印は9日間消える——ここまでで、話はもう別のものになっている。そして日本の荷主には、その上にもう1つの暦が乗る。9月19日から23日まで通関窓口は閉じていて、10月12日にも閉じていて、上期と下期の線は着船日ではなく輸入許可日で引かれる。

そのほとんどは荷主の机の上からは動かせない。着岸待ちの列も、減便の計画も、自分のブッキングに書かれたカットも——最後のものにいたっては、他人が決めていて、事前に読める場所のどこにも公表されていない。動かせるのは、ゲートを通そうとしている箱が何本あるかだけである。 上の作例ではそれが3本で、2本であるべきだった。差を生んだのは巧妙な積み方ではなく、ブッキングに分ける前に注文全体を一度に見た、という判断だけである。日本にとって効く締切は出港日ではなく輸入許可日であり、それを決めるのは船社ではなく暦である。そして暦に対して荷主が持っている唯一のレバーは、通す箱の本数である。

よくある質問

2026年の国慶節はいつからいつまでですか?

国慶節連休は2026年10月1日(木)から7日(水)までの7日間です。今年は中秋節が別で、9月25日(金)から27日(日)までの3日間になります。9月20日(日)と10月10日(土)は国慶節の振替出勤日で、中国側は通常どおり稼働します。根拠は国務院弁公庁の通知(国弁発明電〔2025〕7号、2025年11月4日)で、日本語ではJETROの中国祝祭日ページで確認できます。なお、日本語で中国のこの休みを「ゴールデンウィーク」と呼ぶのは誤りです——日本語のゴールデンウィークは4月末から5月初の日本自身の連休だけを指します。

2026年の国慶節は8連休ですか?

いいえ。8連休だったのは2025年です。2025年は中秋節が10月6日に落ちて国慶節と合体し、10月1日から8日までの1ブロックになりました。2026年は、中秋節の初日9月25日(金)から国慶節の初日10月1日(木)まで6日離れており、あいだの営業日は9月28日・29日・30日の3日だけです。2026年秋に連続して止まる最長の期間は、10月1日から7日までの7日間です。

中国の連休で、実際に止まるのは何営業日ですか?

4営業日です。2026年9月14日から10月12日までで、通常の暦なら21営業日あるところが17営業日になります。国慶節が平日を5日奪い、振替出勤日で2日返し、中秋節が1日奪う——中秋節は金曜に落ちるうえ振替日が付いていないためです。ただし日本の荷主にとっての実質的な窓はもっと狭く、9月19日から10月7日までの19日間で日中の営業日が重なるのは4日(9月24日・28日・29日・30日)しかありません。

国慶節前の船積みカット(締切)はいつですか?

普遍的な答えはありません。一覧を提示している記事は推測で書いています。MaerskもHapag-Lloydも、S/I・VGM・CYカットの締切はブッキングごと・ターミナルごとに設定され、ブッキング確認書にのみ記載されると明言しています。法的に固定されている唯一の締切は船積みの24時間前で、これは米国・EU・英国・中国の各申告に共通です。日中航路で公表されている数少ない例として、日中国際フェリーのスケジュール表は日本側の輸出カットを貨物16:00・書類11:30(いずれも出港前日)と公表しており、書類カットのほうが4時間半早いことが分かります。一般論の一覧ではなく、自分のブッキング確認書から逆算してください。

中国の税関は国慶節の間、閉まりますか?

閉まりません。最小限の体制に移り、予約通関(預約通関)で対応し、特殊税関監管区域は7×24で稼働し、本船が迫っている貨物には「船期臨近」のグリーンチャネルを開けたまま、窓口での対面申告ホールだけを閉めます。福州税関は、連休中の通関予約は原則として2営業日前までに申し出るよう公表しており、信用を失った企業の予約は原則として受け付けないとしています。制約は閉鎖ではなく、予約のリードタイムのほうです。

日本側では何が本当の締切になりますか?

税関の暦です。通関等窓口の開庁時間は平日08:30〜17:15のみで、土日・国民の祝日・12月29日から翌年1月3日までは閉庁します(関税法第19条に基づく各税関長の公示)。2026年は9月19日から23日までのシルバーウィーク5日間と、10月12日のスポーツの日がここに当たります。開庁時間外に申告したい場合は、あらかじめ開庁時間内に届け出る必要があるため、連休が始まってからでは間に合いません。貨物の到着前に予備申告を出しておけば、簡易審査扱い・書類審査扱い・検査扱いの区分を事前に知ることができます。

輸入許可日が9月30日を跨ぐと何が変わりますか?

計上期が変わります。財務省の貿易統計は輸入を「当該輸入貨物の輸入許可の日」で計上します(令和8年7月分貿易統計 注2)。着船日でも発注日でもありません。国の会計年度は4月1日から翌年3月31日まで(財政法第11条)なので、半期の線は9月30日に引かれます。上海→神戸で上期に載せたい場合、上海発9月26日(土)・神戸着9月28日(月)が最後の現実解です。連休前の最終便である9月29日発は神戸着が10月1日になるため、間に合っても計上は下期に落ちます。

貨物を1本にまとめると、連休の締切に対して何が変わりますか?

ゲートを通さなければならない箱の本数が変わります。運賃はケースではなくコンテナ単位で建値が付き、ゲートも通関もコンテナ単位で並びます。作例では、870ケースの注文を品目別に分けると3本のコンテナが43%・58%・66%で埋まり、1つの積付として計画すると91.86%と75.40%の2本に積み残しゼロで収まりました。3営業日の窓を通すブッキングが1本減り、すでに減便されている便へロールされる箱も1本減ります。上海→神戸のような短距離航路では浮く運賃そのものは小さく、だからこそ効いてくるのは日程のほうです。

中国側の日程は国務院弁公庁「2026年の一部祝祭日の休日日程に関する通知」(関于2026年部分節假日安排的通知、国弁発明電〔2025〕7号、2025年11月4日)と「全国の年節及び記念日の休日に関する規定」(全国年節及紀念日放假弁法)第4次改正(2025年1月1日施行)から。gov.cnは本稿執筆時点で直接取得できなかったため、日本語での確認はJETROの中国祝祭日ページ(2025年11月17日更新)を用い、2026年の中秋節と2027年の旧正月(2月6日)は香港天文台のグレゴリオ暦・旧暦対照表で突き合わせた。日本の祝日は内閣府「国民の祝日」から。税関の開庁時間と時間外の届出は関税法第19条および各税関長の公示、予備審査制許可前引取は税関のカスタムスアンサーから。輸入の計上日は令和8年7月分貿易統計注2、会計年度は財政法第11条。上海→神戸の45時間と各便の日付、カット時刻は日中国際フェリーの公表スケジュール、名古屋の週8便は名古屋港管理組合の定期航路一覧(令和8年8月版)から。運賃はDrewryのWorld Container Index2026年9月3日評価——WCIは毎週木曜に評価し直されるので、引用する前に最新の値を確認すること。アジア域内指数(IACI)の1,312ドルも同じ2026年9月3日評価で、こちらも毎週木曜に更新される。減便と混雑の数字は、船社アドバイザリーとアナリストのデータを業界紙が集計したもので、本文中でもそのように断ってある。本稿で確認できなかったこと:コンテナ定期船の上海・寧波→日本各港の公表所要日数(船社のスケジュール検索がいずれもJS駆動で読めなかった)、2026年10月の日中航路の具体的な減便計画、日本のターミナルのフリータイム日数とデマレージ・ディテンションの料率、「入港から輸入許可まで平均何日」という数値(税関の所要時間調査のページに到達できなかった)、そして日本企業の決算期別の内訳(国税庁の会社標本調査に該当データがない)。いずれも数字を書かず、書ける範囲に留めてある。2027年の中国の休日日程(放假安排)は本稿執筆時点で未公表である。積付プランはCargoDuoの実出力で、スクリーンショットの数字とそのまま一致する。動いたものを見つけたら知らせてほしい、こちらで直す。

執筆者
CargoDuo Team
積付計画チーム
この著者の記事 CargoDuo Team

CargoDuoのチームは、コンテナ・トラック・パレットの積付を3Dで最適化するエンジンを設計したエンジニアと、輸入通関とバンニングの現場で年数を重ねた積付担当で構成される。